2009年10月24日土曜日

内部構造のモデル

現代思想では、認識がどのように生成されるのかの仕組みが重要です。
近代思想でもそれを問題にします。
もっとも典型的な見方はカントのものです。
近代的な見方では理性や悟性、感性などを用いて認識生成の内部モデルを説明するようなカントのようなやり方になる傾向があります。
内部構造のモデルは精神分析などがいろいろ提供しており、フロイトの局在論モデル、構造論モデル、ジャネの解離モデル、ユングのような鋳型モデルなどが典型的です。
現代思想の内部モデルはラカンに代表され、デリダにもドゥルーズ=ガタリも同じ見方です。
それは記号論や構造主義の見方が導入されたモデルです。
ラカンモデルでフロイトやジャネのモデルを含みつつ、記号論や構造主義の考え方を導入している統一理論であり、それぞれの理論が拡張されたものです。
拡張である意味は、たとえばラカンモデルでフロイトのモデルは議論できますが、フロイトのモデルではラカンのモデルは手に届かない部分が出てくるということです。

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