2009年10月2日金曜日

近代主義と現代主義の違い

近代主義は認識論、存在論についてのある特徴ある考え方に貫かれています。
その考え方は経験的な実感によくあったので、長らく強力な影響力を持ち、有効な反論をすることができませんでした。
批判や反論をしても代替する考え方がなかったこと、批判者や反論者も同じ思考図式に立脚していたためです。

有効な代替モデルが現代思想によって示されました。
これは近代思想をも含み、近代思想で説明できることも説明できる上に、近代思想ではうまく説明できなかったり矛盾が生じたりすることも説明できます。
つまり現代主義は近代主義の拡張です。
そこで近代思想というものは必ずしも必要ではなくなってしまいました。
但し近代思想の使い道というのは現代でもあります。
近代思想の長所もあります。
ただ近代思想で説明するべきでないことは近代思想を用いるべきではありません。
近代思想で語るべきでないことについては本来は沈黙するべきです。
近代の悲惨や悲劇的な出来事は往々にして近代的な思考図式ゆえに起こっていることがあります。
現代思想は近代思想を拡張したしそうです。

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