2010年2月28日日曜日

現代思想の到達点

現代思想、特にポスト構造主義を簡単に説明すると、現前の確実性の否定ということになります。

ポスト構造主義以前の思想は何らかの形で現前の直感的な確実性に依存しており、その確実性を出発点として、自身の思想の確実性の保障としていました。

ポスト構造主義では現前の直感的な確実性を否定します。

客観的な現前の確実性というものは根拠がないものであることを示すために現代思想ではいくつかの面からのアプローチが行われました。

ミシェル フーコー流にいうと、言語学乃至記号論の方向からが一つ、文化人類学乃至は社会学的なアプローチが一つ、精神分析学乃至は心理学的な方向が一つです。

これらは他方では“現前”が成立するための、-現代思想では現前は構造的に成立するのに過ぎないものと見なしますが-、前提のようなものでもあります。

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