2026年1月18日日曜日

現代哲学で見る近代以前から続く潜在構造、歴史の見方、社会の骨格、配管、配線、習性からの王室と貴族、貴族的なネットワーク

現代哲学で見る近代以前から続く潜在構造、歴史の見方、社会の骨格、配管、配線、習性からの王室と貴族、貴族的なネットワーク

 

・現在も張り巡らされている強力なネットワークと下部構造

 

 「世の中見るなら多角的に」というのが現代哲学です。

 別に世の中に限らず全ての物事に対してそうあってもいいですし、多角化も視覚の角度か図形の角の意味か分かりませんが角をどんどん増やしていったらいいです。

 というか増えてしまうのが現代哲学の傾向です。

 まあ頭使いすぎも疲れるので頭真っ白にして馬鹿になって楽しむ時もあったらいいでしょう。

 現代を見る場合に歴史を地層のように階層で見る見方があります。

 この前は啓蒙思想や市民革命、左翼や社会主義やマルクス主義や共産主義や現代的リベラルのことを書きましたので、それより古い時代から現代に影響を及ぼす王族や貴族の構造、ネットワークについて説明します。

 

・構造も階層やネットワークなどいろいろな構造がある。

 マルクスの上部構造や下部構造がそうかもしれませんし、懐徳堂の文献学の富永仲基の加上説がそういったものかもしれません。

 他方で骨格とか、配管、配線が増えていって新たなネットワークが加わりより多様性のある高密度な多種類のネットワークが形成されていくように見ることもできます。

 井戸で水くんで窓からゴミやら汚物やらを捨てていた時代には水道や下水道、ごみ収集の仕組みは必要なかったかもしれません。

 電気がない時代には電線はいりませんし、ガスを使わない時代にはパイプラインは必要なかったかもしれません。

 初期フロイトは精神の階層論で後期フロイトは精神の構造論ですが歴史も両者の見方ができます。

 大切なのは古い地層にせよ古い配管やら配線網にせよ消えてしまわず、まあ消えることも変質する場合もあるかもしれませんが、古いものは何らかの形で残っていきその上に付け加わっていくという見方です。

 昔の時代のいろんなことが今に残っていたり影響を与えていたりするのは多かれ少なかれどこの社会でもありうることです。

 例えば遺伝子、DNAや言葉のようなものはなかなか抜けないでしょう。

 歴史は物事の見方を多角化する分かりやすい核の一つです。

 各時代を知ることでそれが現代にどんな形で組み込まれているかいないかを知るだけで物事を見る際の次元がお手軽に1つ上がります。

 というわけで超強力な社会関係資本で社会関係資本の代表ともいえる、血筋、家柄、系譜、王室、貴族について考えてみましょう。

 

 

・貴族とはどんなものか

 

 分かりやすく戦後しばらく位までのイギリスの上層貴族を例にとってイメージしてみましょう。

 時代が変わって戦後は貴族も体面というか昔の暮らしを維持できなくって救急と苦労して今はだいぶ違うと思いますが何となくイメージの助けになると思います。

 例えば児童文学の『小公子』みたいなものを読んだことがある人であればそういうものをイメージしてもらうといいかもしれませんし、日本でも何となく知られているイギリス王室をイメージしてもらってもいいかもしれません。

 まず上層貴族は見かけが違います。

 男なら身長190センチくらいあって容姿端麗、金髪碧眼であったりします。

 現在のルッキズム論争など関係ありません。

 そもそも上層貴族でなくてもルックスが良くないと政治家などにはなれない文化が欧米圏にはあります。

 貴族階級は庶民とそもそも血が違います。

 貴族間の国際結婚などもありますし、上層貴族はノルマンコンクェストの子孫だったりしますしそもそも遺伝子が違います。

 日本の血筋みたいなぼんやりしたものではなく競馬みたいな血統が大切です。

 男系女性どっちともに5代前までの先祖の系図がハッキリしていないといけません。

 例えばイギリス王室はドイツ貴族のハノーヴァー朝で第一次世界大戦の時にウィンザー朝と名前を変えましたがドイツ系です。

 血統で言えばイギリスは変な話王室よりも伝統のある上層貴族もたくさんか知りませんがいました。

 チャーチルなんかもいいところのボンですがアメリカ人の血が混じったりしてそこらへんは時代とともに変わってきていた面もあるのでしょう。

 先祖代々同じプライベートスクールに通っていたり同じ大学に通っていたりします。

 学業でもスポーツでも一流が求められます。

 昔ですからプロスポーツも盛んでないかなかったかもしれませんから学生スポーツおwバリバリすれば当時のプロ並みのレベルにはなりますしそれを求められます。

 ジョジョの奇妙な冒険の第一部を見てもらうとイメージがわきやすいと思います。

 完璧で万能でなければいけません。

 イギリスのエリザベス女王の旦那さん(経歴は複雑で結婚時に問題が生じたが)がそんな感じだったはずです。

 邸宅を持っています。

 日本の松濤とか田園調布のイメージではありません。

 敷地に入ってから家に行きつくまで1時間かかるような家を持っています。

 また別宅とか別荘も持っています。

 特に海外高級保養地というかリゾート地に別荘を持っている必要があります。

 現代だったらプライベートジェットに変わっているかもしれませんが船やヨットを持っている必要があります。

 固有名詞がつくような有名な宝石を所有している必要があります。

 こういうのは今はだいぶ崩れてきていますが戦後のヨーロッパ貴族の伝統の維持にきゅうきゅうとする様は我々庶民から見るとかわいそうですらあります。

 イギリス王室や日本の皇室さえもこういう伝統や体面を守ろうとするのに大変苦労しているのはメディアの報道見ても分かると思います。

 ダイアナ妃の悲劇はそういったところにもありました。

 まあダイアナ妃自体が境界性パーソナリティ障害だったと言われていますがこれも上級貴族として厳しく育てられた愛着障害が原因と言われています。

 その上時代に合わせる必要もあります。

 貴族の対面や伝統や形式は大切ですがなかなかそれを維持するのが難しいことは現在の王室や皇室を見ても分かりますし、何年か前にノーベル賞をとったカズオ・イシグロの『日の名残り』という小説を読んでみると戦前戦後でイギリスを中心としたヨーロッパの貴族が貴族の生活や文化や経済力を保っていくことが難しかったかがわかります。

 貴族でいるのも楽ではないという事で日本のテレビで貴族の女性が大原で暮らしているのを毎週放送していたと聞きましたが貴族は没落する場合も貴族でいることが嫌になる場合もあるという事です。

 

 

・血と家と系図の構造

 

 ヨーロッパで考えるなら中世から近代半ばまでを考えると分かりやすいでしょう。

 啓蒙思想や市民革命が入ると王政、貴族性が地下に潜伏して分かりにくくなります。

 王制、貴族制は社会の上部構造のようでいて現代になるにつれて地下組織化して下部構造に変わっていきますので現在では下部構造と見たらいいでしょう。

 王室外交とか王室スキャンダルとかいろいろありますが表に見えている部分はゴシップで楽しむものとして、基本成金みたいな人たちはともかく旧家とか代々の資産家とか富豪とかお高い方々は露出を控えるものです。

 そういう意味で一番分厚い層をなしているところはアングラ化していますが別に隠しているわけでもない(隠している部分もあるかもしれませんが)ので見ようと思えば見れますが気づかないので見れないか学校の歴史でちゃんと教わるのにそれと現実をうまくつなげられていないだけです。

 最近では(といっても100年以上続くが)目立つリスクは左翼やリベラルや平等や反差別などで庶民の嫉妬深さというかルサンチマンが増幅される世の中ではひどい目にあうことを長い歴史の中で知っているのでおとなしくしている人たちが多いと思いますが一方で地下化が進みます。

 見えないものはないわけではないですし、見えないけど機能しているのが構造主義のキャッチコピーなので前(期)近代の構造がどう現代社会に影響与えているかざっくり知っておくといいでしょう。

 

 

・階級も階層も基本ひっくり返らない

 

 なんとなく革命やら社会変動が激しく起これば階級も階層もひっくり返るようなイメージもありますが基本は上層や上級が最底辺に落ちることはありません。

 落ちる方もいてよくお話で語られますが人間はナラティブが好きですしナラティブ能なところがあって頭に入りやすいので印象に残るのでしょう。

 フランス革命があろうが何だろうがヨーロッパを支配、というと偉そうで反感を階層なので言い方を変えれば、縁の下の力持ちとして支えているのは連綿と続く昔からの上層階級ネットワーク、貴族や王室を書くとして現在は制度としては弱まっていますので見えない化がますます進みます。

 成功者は取り入れる仕組みもありますのでロスチャイルドも貴族ですし、ビートルズにナイトの称号を与えたりします。

 どっちかというとそういう目立つ人たちが注目を集めて一番コアな部分は見えないように結果的にかなっています。

 ロシア革命みたいに貴族殺しまくって財産奪って売りさばくみたいなのは例外です。

 ただ近代以降の革命は激しさが増していますので露出はリスクでしょう。

 ただヨーロッパの政財界をはじめ上部化下部構造の骨格を作っているのは昔ながらの王族や貴族政です。

 アメリカもヨーロッパのミニチュア社会みたいなところがありますので階級階層社会です。

 とういうわけで西洋文明というか欧米文化は基本貴族制を根っこに持っています。

 

 

・一応ヨーロッパの上層階級はゲルマン部族の首長

 

 ヨーロッパの構造は基本ゲルマン系の部族国家と考えてもらうといいです。

 王室はフランク族やらゴート族やらノルマン人の何とか族の首長の家柄という建付けです。

 ローマ貴族の血も入っていると思いますがそっちはあまり前面には出ません。

 カトリック的な普遍主義の影響かもしれません。

 そもそも中世がローマ社会の基盤に成り立っているところがあるのですがそこまで行くと深堀し過ぎというか論点やら焦点が拡散しすぎますので中世に絞ってシンプルに見ていきましょう。

 

 

・ヨーロッパの王室は神話の子孫

 

 一応建前というか日本でもヨーロッパでも系図の偽造、捏造はありますし、いろいろなフィクショナイズ、神話と現実の血統をつなげたり、貴種との縁戚作ったりは普通にしていたかもしれませんが事実かどうかは過去のことは分かりませんのでストーリー、ナラティブが大切です。

 ゲルマンの神々は知りませんが第二次ゲルマン移動のヴァイキングならオーディンやなんやらの子孫という事になっている部族もあったかもしれません。

 プロイセンのヴィルヘルムがドイツ皇帝になるときのエピソードがあります。

 プロイセン王でなくなるならドイツ皇帝になりたくないとビスマルクを困らせたような話があります。

 日本で言えば天皇陛下が大東亜共栄圏の皇帝のようなものになる代わりに日本民族の宗主や祭祀王を降りることになったら天皇陛下も国民も反対したかもしれないのと一緒です。

 

 

・キリスト教化はいやいやだった

 

 自分たちの神や信仰を捨ててキリスト教に改宗するのはかなりの拒否感がありました。

 回収せずに消えてしまった部族や国もあるでしょうし、リトアニアみたいに改宗がめちゃめちゃ遅かった国もあります。

 キリスト教化はいい面もあったかもしれませんが後々、下手したら現在までしこりを残したとみると分かりやすいでしょう。

 中世の歴史を見ると教皇と皇帝や王たちとの喧嘩(?)の連続のように見えます。

 叙任権とかそういうのもあったかもしれませんが何やら自分たち固有の神、宗教、文化を捨てたやりきれない思いが尾を引いたのが多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

 ニーチェはユダヤ人のルサンチマンからのキリスト教によるローマ人の逆支配を唱えましたが、教会(ローマ人)のルサンチマンからのキリスト教によるゲルマン人の逆支配と言ってもいいかもしれません。

 

 

・王家や貴族の結婚

 

 ゲルマンの従士性は身分関係が割合ハッキリしています。

 ですからゲルマン要素の強い国は近現代になっても差別や人種問題を起こしやすい傾向があります。

 アメリカは1960年まで連邦法で黒人差別を制度化していましたし、オランダ、イギリス系の元植民地の南アフリカは21世紀にはいるくらいまで人種隔離政策(アパルトヘイト)という人種差別政策をしていましたし、オーストラリアは白豪政策という人種差別政策をしていましたし、ドイツはユダヤ人を虐殺しています。

 ゲルマン系のにおいが強いほどに上下関係が厳しくそれらの国では階層、階級間での対流がすくなく多人種との婚姻もしない傾向があります。

 それに比べればカソリックやラテン系の国々の方が上下間も人種間も対流があったと言えます。

 古代のローマ帝国滅亡以前は知りませんが中世や近代、現代でも王族や貴族の結婚は制約が厳しいです。

 現在は相当緩いですし、現代になるにつれて例外も増えてきていますが厳しい場合には5代前の男系、女系両方の先祖までさかのぼって調べます。

 競馬みたいと思うかもしれませんがその直感はかなり正しいと言えるでしょう。

 どういう家柄か血統かというのは貴族にとっては大切です。

婚姻関係も家柄やら家格やら血統が合うもの通しでしますのでヨーロッパの王族貴族は貴族の中でも階層がありますが血縁関係になります。

 第一次大戦でイギリスとドイツとロシアの王様だか皇帝だかがいとこ同士だったりします。

 そうすると階級間での横のつながりが強くなります。

 ヨーロッパ全体でインドのカースト制度になっているようなイメージを持ってもらうといいかもしれません。

 宗教革命があって新教がわかれたり、東方教会のロシアなどがあったりして血や婚姻の濃淡はあります。

 濃くなりすぎてハプスブルグ家みたいになることもあります。

 近親憎悪や親戚通し仲が悪いこともありますし複雑と言えば複雑ですかそれでも親戚は親戚ですので争っても団扇の争いでフランス革命みたいなことがあると血の問題だけではないですがみんなで大同団結してフランス包囲網をひくくらいには連携します。

 領土や領域も大切ですし国民も大切かもしれませんし国も大切かもしれませんが愛国心は近現代の庶民のような感覚とは違うものになります。

 近代的愛国心、愛郷心のpatriotismではなく愛国心のナショナリズムの発生はフランス革命と言われます。

 この近現代的ナショナリズムというのは中世や近代初期の貴族王族にはなかったと言えます。

 近隣国と戦争するのも国民や国土のためというよりかは相続争いの延長だったりする感じです。

 なんだかんだで戦争遂行の上層部動詞は血縁隕石同士だったりしますし、別に国民のために何とかというのはなく、兵隊も傭兵だったり徴兵する場合も現代的には悪く聞こえるかもしれませんが兵棋盤のコマみたいなものです。

 

 

・家族制度は強力

 

 エマニュエル・トッドではありませんが家族制度は強力です。

 ヨーロッパは中国のように最下層が天下を取るようなことはありません。

 たとえとっても続きません。

 分厚い天井がありますのでそれを超えられませんし超えてもすぐに引き下ろされます。

 上層か下層か分かりませんが貴族ネットワークが社会を支える骨格になっています。

 他にも骨格があるかもしれませんが貴族ネットワークは強力な骨格です。

 ブルジョワジーのような新興勢力が台頭すればそれを取り込みますし、ユダヤ商人や金融資本家が台頭しても取り込んでしまいます。

 多分ヨーロッパの社会制度や家族制度、ゲルマンの従士制やら狩猟民族的特徴、ローマ時代の制度や遺産、キリスト教の影響その他で家族や部族や共同体の骨格が割としっかりしています。

 そういったものは下克上を起こしにくい仕組みになっているのでしょう。

 ヨーロッパの模倣というかミニチュア国家のアメリカも基本は同じです。

 インドヨーロッパ語族というくらいなのでインドやヨーロッパは階級社会になりやすい古層の文化や社会的特徴があるのかもしれません。

 なんだかんだで欧米、西洋社会は階級社会で上層部が下層階級がなかなか入り込めない壁というかネットワークを作っています。

 ユダヤの陰謀論とか言いますが多分ヨーロッパの上層階級ネットワーク、これを仮に貴族ネットワークと呼ぶとそっちの方が多分強力です。

 陰謀ではなくこちらは目に見えてはっきりしています。

 調べればわかります。

 だいたい偉い人たちは先祖も偉いし、成り上がりは少ないです。

 ヨーロッパでは階級上昇には昔は3代かかると言われていました。

 

 

・新規流入で上層階級維持

 

 没落する家もあれば勃興する家もあるので上層階級は常に人員をリクルートする仕組みが必要です。

 そういう仕組みがありますしそもそも成り上がると成り上がり者は上層社会に入れてほしくて勝手にやってきて売り込んできます。

 まあ自発的にせよ勧誘するにせよ人員補充が組織、というか上層社会というか上層グループでも必要です。

 ヨーロッパ型階層社会のミニチュアであるアメリカが分かりやすいでしょう。

 伝統的にはWASPとよばれる白人、アングロ・サクソン、プロテスタントが頂点でその下にドイツあたりのプロテスタント、正確な順位は忘れましたがアイルランドなどのカソリック、南欧などのイタリア人やポーランドなどの東欧系、ユダヤ人、とか有色人種とか人種というか民族というか宗教というか移民元の国とかによって階層がある国でしたが階層循環、というよりは上に上がるのがヨーロッパよりは楽だったようです。

 階層間の移動はできても階層社会であることは変わりません。

 ディープステートとか言いますが陰謀論的な意味ではなく国の屋台骨を支える人たちは実質的に存在するわけで、そういうのの中心が代々の上層階級、中間層や下層でも能力があれば能力主義、実力主義で実務に参加できますがそこから固定して子孫も含めて蒸留層に食い込めるかは自分で事業起こしたり投資で成功したりして富裕になる家族ぐるみの財の裏付けがないと難しいのはどこの国でも同じかもしれません。

 

 

・市民革命や啓蒙思想のレイヤーの下で現在も貴族社会が下部構造を規定している

 

 19世紀はフランス革命に代表される革新と進歩の時代ですが下部構造としての貴族制は完全になくなることはありませんし世界帝国となったイギリスやアメリカは市民革命があろうが啓蒙思想があろうがルーズベルトや労働党みたいな左派政権ができようが階層社会で貴族的なネットワークが社会の支配層である構図は変わりません。

 そういうのが弱る時代もありますが強くなる時代もあり完全になくなってしまうとか完全にそれだけにしめられてしまうという事は超長期スパンでは分かりませんが数十年や100年のスパンではないでしょう。

 ロシア革命は貴族制をぶっ壊しましたが共産党が上層階級になって現在ロシアの上層階級も多分結局ソ連時代の共産党のノーメンクラート達でしょう。

 ロシアはヨーロッパとはかなり歴史が違いますし文化も宗教も違いますが昔からヨーロッパを模倣しているのでそういう社会です。

 モンゴルに支配されていたので格差はヨーロッパより階級差別は激しかったかもしれません。

 遊牧民は農耕民に対して上の意識を持っていますし、モンゴル人とスラブ人は人種が違いますがロシアの貴族は(貴族だけではないかもしれませんが)モンゴル人と混血していますし、ロシア帝国はモンゴルをそのまま引き継いだようなところがありますのでより苛烈な階級社会、農奴制になったのかもしれません。

 

 

・階級格差と中間層の問題

 

 階級格差広げすぎて中間層を育てず下層階級から搾取しすぎると社会が不安定になります。

 19世紀のマルクスの時代がそうですし21世紀の新自由主義とグローバリズムのなれの果てのアメリカやヨーロッパ(やその他の国々)がそんな感じです。

 アメリカは19世紀のヨーロッパにそっくりでマルクス主義やら社会主義をまた唱え始める人が増えるのも無理はない感じです。

 なかなか人間歴史から学ぶのは難しいのかもしれません。

 中間層が痩せて帝国が滅亡説は帝国の攻防理論ではメジャーでローマ帝国もそうですしいろいろな例があります。

 AIやらロボットが進歩してSFの世界みたいにテクノ社会主義、テクノ共産主義、テクノマルクス主義みたいな感じで人類の新しい歴史の扉が開かれるのか注目のところです。

 そこまでもつのか分かりませんが。


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