2014年3月2日日曜日

現代数学

 ヒルベルトの時代、論理主義、形式主義、公理主義の間に論争があった。  形式主義と公理主義が同じものであるとの視点を持てていれば、現代思想、原始仏教の到達点と同じものになっていた。  あくまで数学という学問の上での話であるが、ヒルベルトは数学のみならず、人類史の、思想の中で重要な人物である。  現代思想を理解する鍵は数学にある。  現代的な構造とは何かを理解したければ、構造の学問である数学抜きには語れないはずである。  森羅万象のもつ物性と事性のうち、物性を完全になくした極にある世界を研究するのが、数学と言える。  数学は無矛盾性、完全性、独立性を持った構造を扱うことが多いが、実は矛盾、不完全、非独立の、文学、芸術、精神分析が対象とすることが多い構造を扱う数学もあり得る。  一時期、非線形性、カオス、複雑系などの関心がそれであるのかもしれない。    現代数学を知ること、それが大切である。  

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