2010年9月13日月曜日

デザイン

我々は色や形や質感、そしてそれらの構成によって世界をとらえている。
これらを我々が意識的に構成して人間同士のコミュニケーションを行おうとする場合、これらを広い意味でのデザインとしてとらえてみる。
ファッション、建築、インテリア、プロダクトデザイン、インダストリアルデザイン、グラフィックデザイン、絵画や彫刻などのアートなどがそれにあたる。
デザインを構成したり分析したりする際には現代では現代思想のポスト構造主義の方法論が有用なツールであり、また逆にポスト構造主義者にとってはデザインは自らを生かせる対象となる。
デザインやデザインの意味というのは人間の精神にとっては"現前"と呼ばれるものであり、現前を中心的なテーマとして扱う学問がポスト構造主義だからである。
あるデザインが人間にとってどのような意味があるのか、それがどのように時代や社会の中で変わるのか、あるデザインがどのように産み出されるのか、それらはポスト構造主義ではある現前の意味と変化と産生を扱っていることに等しい。
デザインは時代や社会などのいろいろな状況の中で新たな意味を持ったり意味が変化したり意味を失ったりする。
ファッションや芸術の様式は時代とともに変化する。
なぜ変化するのか、どのように変化するのか、それを考えることは我々と世界の関わり合いの仕組みを知ることでもある。

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